妊娠中に飲める花粉症の薬はどれ?
秋から春先にかけて花粉症が猛威をふるっています。
花粉症のアレルギー症状が出ても、妊娠中は薬を飲まずに我慢する人は多いとのこと。で、花粉症薬の中で妊娠中も使用可能なものがないものか調べてみました。
うれしい点は、
・点眼薬、点鼻薬などは使って大丈夫。
・妊娠中期以降は、抗ヒスタミン剤を飲んで大丈夫なケースが多い。
こわい点は、
・妊娠初期に気づかずに抗アレルギー剤を飲んで深刻な症状になったケースが報告されただけで15年で数千件もある。
記事の結論は、花粉症の症状がひどいようであれば、あきらめずに耳鼻科や大学病院の先生に相談しましょう。とのことです。妊娠中であっても花粉症の症状に有効な安全な対策は打てる可能性は結構ある!とのことです。
妊婦の薬剤使用については慎重意見が根強い。厚生労働省の研究班による「鼻アレルギー診療ガイドライン」には、妊婦の使用実績に応じた薬の安全評価が示されているが、「妊娠4か月の半ばまでは原則として薬物は避けたほうが安全」としている。
虎の門病院(東京都港区)が開設する「妊娠と薬相談外来」に過去15年間で寄せられた相談延べ3万8000件のうち、アレルギー関連は約2400件。妊娠に気付かずに花粉症薬を飲み、中絶を考えるほど深刻に悩んだというケースも多いという。
花粉症治療に使われる内服薬には、抗ヒスタミン剤と抗アレルギー剤がある。同外来を担当する産婦人科医の横尾郁子さんによると、抗ヒスタミン剤は長年、妊婦が服用してきた実績があるため、「必要に応じて使うことが可能」という。添付文書などに「妊娠中は投与しないこと」と記載されていても、「製薬会社の姿勢や希望を示したもので、実際の危険度とはほとんど関係ありません」と話す。
ただ、抗アレルギー剤の中には、使用実績が浅い薬もある。心配する人は妊娠初期(3か月)までの使用を控えるよう、横尾さんは勧めている。「点眼薬、点鼻薬など局所治療薬はまず心配ありません。妊婦は我慢して当然という発想はやめましょう」
相談外来 活用して
同病院のように、妊婦と薬について予約制の相談外来を設ける病院は少しずつ増えてきた。国立成育医療センター(同世田谷区)は昨年10月、「妊娠と薬情報センター」を開設。聖路加国際病院(同中央区)にも「妊娠と薬相談クリニック」が設けられている。国立成育医療センターの母性内科医長、村島温子さんは「花粉症のつらさには個人差があるが、我慢し過ぎも母体の安定のためには逆効果。薬を使う選択肢もあります」と話す。妊娠中は血液量が増え全身がむくみ、普段よりつらく感じることもあるためだ。
横尾さんは「かかりつけの耳鼻科や産婦人科で対応してもらえなくても、大学病院や総合病院なら、妊婦の薬使用についてアドバイスを得られるでしょう。我慢せずに相談を」と話している。
(引用:読売オンライン)
